雪林檎のブログ

認知症の母と障害者の姉と、そして離れて暮らす妹のわたし

母からの電話

今日は仕事が休みで友人と約束をしていたものの、

このところの母の攻撃と、暑さでぐったりしていて、キャンセルしてしまった。


友人と出かけたりするのは、時間があれば予定を入れるようにしていた。

仕事と、子どもの行事、母や姉の事…

目まぐるしい中でも、その時間だけは大切にしていたのだけど…


昨日の夜も電話があり、

お金を持ってこいとの話。


母は今年に入って何度も通帳をなくし、

その度にわたしに盗られたと思い込み、夜中でも構わず電話してくる。

再発行すれば大丈夫、と話して、

再発行につきあい、送られてきた通帳をまたなくし…

その連続で、今年、わたしが知っているだけでも4回通帳を再発行し、印鑑も何度か変更している。


母の電話は、朝や夕方が多いけど、以前は夜中12時頃、さぁ寝ようか、ていう時に多かった。


一昨日は夜中3時に何度も着信があったけど、

寝てしまえば起きないから、それは気にならない。

携帯にかけてこないのがまだ救い。


その代わり、家の電話の着信音にはすっかり恐怖心がついてしまった。


今のわたしのミッションは、

一緒に住む姉を、早く家から出してグループホームに入れる事。

ただこれも、前途多難。

これについてはまた書きます。

この数ヶ月のこと

父が60代で癌で他界してからの5年、

母はどんどん物忘れがひどくなり、

おかしな行動も度々あり、

色々あって、ついにアルツハイマー型認知症と診断。

まだ71歳。


4月頃からどんどんひどくなり、

まるで別人。


通帳をなくし、

わたしにとられたと思い込んで、

何度も返せと電話してくる。



優しかった母。

どんな時でも正しい道を教えてくれた母。

周りの人に迷惑をかけまいと生きていた母。

障害者となった姉を守るため、

姉のことでわたしに迷惑をかけないため、

一人で頑張っていた母。



母の事、姉の事、

一人でどうしたらいいのだろうと

本当に辛かった時期もありましたが、

今はケアマネさんやヘルパーさんに助けてもらい、

なんとかこれからの事を考えられるようになって来ました。


それでも日々、

いい加減にしてくれーっと

叫びたくなります。


在宅介護している方は、一体どれだけ大変なんだろう。


これから少しづつ、

色々な事をブログで書いていきたいと思います。