雪林檎のブログ

認知症の母と障害者の姉と、そして離れて暮らす妹のわたし

あっという間に

もう10月も終わり。


実家では、台風で外回りに影響がありましたが、

それとは別にトイレの水が流れにくくなったり、

浴室の混合水栓が壊れて交換したり、

何かと修理に立ち会うことが多かったです。



そして昨日は姉が昼間通っているグループホームの保護者を集めた半期の報告会のようなものがあり、初めて出席してきました。


午前中仕事して、時間ギリギリになり、着いたらもう皆さん揃っていました。

他の方はやっぱり親御さんで、わたしは新顔で、年代も違うし、それでも皆さん優しくて、

だけどやっぱり居心地が悪いものでした。


以前は母が来ていたはず。

春に、母が急におかしくなって、ホームの先生と連絡を取って話をして、姉の事を市役所の担当の人と話したりして、バタバタしていたのが

夏前。


わたしが身元引受人になり、契約をしに行って、ホームの事務所で先生と色々話すうちに泣いてしまい、先生も一緒に泣いてくれて、先生達の温かさに救われました。

父が生きていた頃の話もしてくれました。

何だかんだ言って、父も定年後は姉の面倒を少しは見てくれていたらしく、そんな話が聞けてわたしはとても嬉しかった。


母の状態が良くなくて、姉の住み込みのグループホームを探している時も先生が一緒に行ってくれて、母から暴言を受けて傷ついている時も、


きっとお母さんが病気じゃなかったら、

ありがとうって言いますよ。

お母さんがやらなきゃいけない事を、あなたがやってくれているのだから。


と言ってくれました。その言葉がなかったら、

姉を実家から無理に連れ出す事は出来なかったんじゃないかと思います。

あの頃姉もおかしくなっていて、あのままほっておいたら2人はどうなっていたらわからなかった。


無理にでも2人を離したのは、今穏やかな母と姉を見ると間違っていなかったと思います。


春から夏頃は、必死でした。

朝起きても、毎日気持ちが暗くて、思考を停止してとにかく物事をこなす、というようにしていました。


気づいたら、もう秋、

冬支度をしなくては。


まだまだやる事がたくさんあって、

体力に自信がないわたしにとっては、休息もとりつつ体を壊さないようにやりこなさなければ、と思います。